鏡ヶ池(かがみがいけ)

鏡ヶ池(かがみがいけ)

鏡ヶ池のイメージイラスト

多賀城西部の南宮(なんぐう)に、いまも残る「色の御前社」。かつてその境内の入口に、一坪ほどの池があり、「鏡ヶ池」と呼ばれていました。

多賀城の有力な女性だった悪玉御前(あくだまごぜん)が都に上るときは、まず八幡(やわた)の八幡社に参詣し、続いて一帯の村々の神々を巡拝して身を清めました。その際、色の御前社に参詣するときには、この池を水鏡にして化粧をしたと伝えられています。